ジュッキン
“100円均一”というと、今や日本人の生活には欠かせないものになってきているのではないだろうか。
かくいう私も、日本へ一時帰国した時は必ず“ヒャッキン”へ走る。
実はタイにもこの“ヒャッキン”に似たものが存在する。
その名も“ジュッキン”。(←勝手に命名)
そう、10B均一。何でも10Bなのだ。
いや厳密にいうと、“何でも”というのは表向きで、ちょっといいな、コレってホントに10B?! と思う品は、30B、40Bなんて値札シールが密かに貼られていたりする。
さて、ではこのジュッキン、どんなところに存在するかというと、郊外型巨大スーパーマーケットの入り口付近で店を出していることが多い。
先日、ロータス(郊外型巨大スーパーマーケット)へ行った時、ジュッキンの店を発見した。
私の目はキラリと光った。
安物買いの銭失いにならぬよう気を付けているので、あれもこれもと買うことはないが、高いお金を出してまで買う気にならないもの、あれば便利グッズ等、掘り出し物を探すのにはいいチャンスなのだ。
この日、私の目に止まったものがケチャップ入れ。
日本では絶対買わないであろう代物だが、タイでは案外必要なのだ。
というのも、タイのケチャップのボトルの先は、日本のケチャップのようにチューブ状になっていないのだ。
・・・レストランでハンバーガーやフレンチフライを注文すると、ケチャップのボトルがゴンと置かれる。
先に述べたようにボトルの口が大きいので、ケチャップが出過ぎないように、そぉ~っと傾ける。
・・・・・出ない・・・。(汗)
ええい、面倒臭い~、と傾きを大きくした瞬間、ケチャップがドバァーーー。
うわぁ、ケチャップの海~・・・。
なんて経験された方も少なくないだろう。
なので、前々から欲しかった。
10Bで買えるのならと早速購入。
右の写真は、前回一時帰国した時、ヒャッキンで買い、タイへ持ち帰った日本の皮むき機(左)とタイの皮むき機(右)。
タイの皮むき機は、私にはどうも使い難く、毎日台所に立つ身としては、日本の皮むき機がどうしても欲しかった。
日本の皮むき機は、100円なのに皮をむく機能だけでなく、大根や薬味のおろし金、芽とりまで付いているという優れもの。
やはり日本のヒャッキンが恋しい日々だ。
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