日本に子連れ里帰り(実家編2)
台北から関空へ向かう飛行機の中。空はそこはかとなく青く美しくて・・・
「やっと帰れるんだなぁ」
感慨深い気持ちになった。
結婚してから、日本に帰る回数がめっきり減った。
・・・バンコクからチェンマイに引越して、その後、起業して・・・
最初は本当に大変で、お金もなかったから、独身時代に貯めたお金で航空券を買って帰国した。
2002年に一時帰国した時は、どん底の貧乏生活を送ってたからか、(自分では気付かなかったが)人相まで変わってしまってたようで、私の顔を見るなり
「そんなに生活が苦しいなら、日本に帰って来なさい」
と、両親が言った。
2004年一時帰国した時は、妊娠4ヵ月だった。
ほんの少しだが生活にも余裕が出てきた頃で、そんな私を見て、両親もようやく安心してくれた様子だった。
そして2008年、今回の帰国は・・・
無事に産まれて、元気に育ってくれた娘を連れての帰国。
専業主婦になって1年、私がぐうたらしてる間も、夫は1人せっせと働いて、原油高騰でエアチケットが目玉が飛び出るほど高かったピーク時にもかかわらず、2人分のチケット代を捻出してくれた。
「今回、ある意味初めての凱旋帰国かもね」
と夫と話しながら、ちょっとだけ誇らしい気分になった。(って、エライのは夫:汗)
関空で、娘とおじいちゃん、初の対面を果たし、その後、兄の運転する車で実家へ。
日本は、何もかもが整然としていてキレイ。
駐車してる車も走ってる車もピッカピカ。
みんな安心出来る車間をとって、秩序正しく車を走らせてる。
・・・相変わらずだ。
ただ、後部座席なのにシートベルトを着用しなければならないのには、軽くカルチャーショックを受けたが。
【画像】父作・お刺身の盛り合わせ。
さすがプロ! 文句なく美しい!!
味も絶品!
ありがとう~~~、お父さん!
妹が仕事帰りに、リクエストしたショートケーキを買って来てくれた。
いちごだけの限りなくシンプルなケーキが食べたかったのだ。
しっかし、日本のケーキってなんでこんなに旨いんだろっ?!?
美味し過ぎて泣けてきた。
この日は、冬服(?)の買出しに行って、家族で宴会して終了。
翌々日は、とある場所へ・・・
←初めての電車~!
一瞬一秒たりとも見逃すまい、という勢いでおめめをパッチリ見開き、窓の外を凝視する娘。
ところで、私がいない間に
←こんな駅が出来たようで・・・
JR神戸線“さくら夙川駅”。
春の桜の時期は、夙川へお花見に行くお客さんで賑わうんだろうな。
(ローカルネタでスミマセン! ってか、以下も・・・。ご容赦下さい!)
お次はポートライナー。
←こちらも無論初めて。
しかし!
この時ぐらいから雲行きが怪しくなって・・・
神戸空港到着!
「えぇぇぇーーー! また飛行機乗るのぉ?! もうぉ、いやよぉぉぉーーー!」
と涙目の娘。
前々日、日本に着いたばかりでホッとしたところなのに、またしても飛行機・・・!
もう移動は沢山! なのだそう・・・
・・・そんなこと言われても、なぁ・・・(泣)
ゴメン! もうちょっとだけ我慢して~・・・頼む、お願い!!!
なだめすかして、ご機嫌とりに飛行機のおもちゃを買い与えて、チョコレートも与えて、どうにかこうにか飛行機に乗り込んだ一行であった・・・。
〈つづく〉
2008/11/03
【関連ページ】
続きものになってたりして・・・
↓宜しければ順番にどうぞ↓
1:ご機嫌取り
2:子連れ初海外旅行?(機内編)
3:台北でトランジット(ホテル編)
4:日本に子連れ里帰り(実家編1)
5:やっぱり極楽タイランド♪
6:桃園国際空港・第2ターミナル(1)
7:桃園国際空港・第2ターミナル(2)
→次の記事: 日本に子連れ里帰り(天草編)
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