貧乏時代の話と拾った種(1)
お話は約1年半前に遡ります。
2006年11月のある日曜日・・・
土日はどこも混んでるので家で大人しく過ごす私たち、その日は朝から皆で庭仕事をしていたのですが、11:00頃終わってしまい、手持ち無沙汰になってしまいました。
急に昔良く行った食堂へ行きたくなった夫と私。
「行こうか?」
「行こう!」
即決。
娘をベビーカーに乗せて出発!
折角なので、昔良く歩いた道を散歩してみることにしました。2006年11月のある日曜日・・・
土日はどこも混んでるので家で大人しく過ごす私たち、その日は朝から皆で庭仕事をしていたのですが、11:00頃終わってしまい、手持ち無沙汰になってしまいました。
急に昔良く行った食堂へ行きたくなった夫と私。
「行こうか?」
「行こう!」
即決。
娘をベビーカーに乗せて出発!
←これが思い出の小道。
昔、まだバイクも持ってなかった頃、ここを2人でテクテク歩いて食堂に向かいました。
昔夫と歩いた道を親子3人で・・・
不思議な気分になりました。
ここが昔通い詰めた食堂。
1食わずか\300ぐらい(2人分、ビール別)で私たちのお腹を満たしてくれた食堂です。
ちなみにここ数年物価がぐんぐん上昇していて、この食堂も、当時1皿\50ぐらいだったものが、その時約\90! と当時の倍近くになっていました。
がっ、店主のおばちゃんの心のこもった笑顔とサービスは昔のままで・・・
家からちょっと遠いのと、子供が生まれてから多忙になったのとで、しばらく足が遠退いていたのですが、おばちゃんは昔と変わらぬ笑顔で迎えてくれました。
久々に娘の顔を見たおばちゃんは大喜び。
そんな姿を見てると、私まで嬉しくなりました。
そして
そしてコレは・・・
2000年、夫がVAIO-C1で撮影したもの。
秘蔵写真です。(笑)
上と同じ小道。
画像が荒くて小さいですが、私にとっては宝物です。
←小道の脇のインターネットカフェで飼われていた犬。
とても人懐っこい犬で、私たちが通る度に愛嬌を振り撒いてくれました。
前足・後ろ足が白く、引き摺るほど長い毛を軽やかに揺らしながら動き回る姿は、エルヴィス・プレスリーにそっくりだったので(?!)、2人で勝手に「エルヴィス」と名付けて呼んでました。(笑)
2000年始め・・・
その頃私たちは仕事をしてませんでした。
私にはハッキリした夢があって、その夢を叶える為、2人で色々調べたり、準備してた時期だったのです。
なので、生活費は私の貯金から。といっても、ここは物価の安いタイ! 2人で月6~8万円ぐらいで暮らしていけたので(無論倹約の上)、大した負担にはなりませんでした。
・・・とはいえ、夢の実現の為、なるべくお金を置いておきたかったのも事実で、常に節約を心がけ、食事は1回2人で\300ぐらいに抑え、ビールはケミカルチックな味のする激安ビールを飲んでました。(←それでも飲む私たち:爆)
(貧乏時代の話は、書き出すと長~~~くなるので、今回はこの辺で。また機会があれば書きます)
話は戻って・・・
その思い出の小道で
「キレイだなぁ」
と言って、思わず立ち止まって見入ってしまった青い花。
(←その時の画像がなかったので、今年始めに撮影したものを代用)
・・・なんてキレイな青なんだろう・・・
すっかり一目惚れしてしまいました。
帰宅後、夫が
「これ・・・」
と言って種を差し出してくれました。
青い花の種でした。
夫はとっさに落ちてる種を探し、そっとポケットに忍ばせたそうです。
わぁぁぁっ!!! スゴイ!! 嬉しい!
さすが夫! その辺はぬかりがない!(植物マニアなもので・・・?:爆)
・・・かくして、その種を育てることになったのです・・・。
〈つづく〉
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