チョンプーの実
〔3月2日〕←朝、2階から屋外ダイニングに向かう途中、芝生の上に小さな緑の実が落ちているのを見付けた。
←へんてこな格好をした娘が、すかさず拾って
「はぁ~い」
と、手渡してくれた。
実を良く見ると、かじられた形跡があったが、犯人は娘ではなく、恐らく鳥? かな??
ジィィィーーーっとその実を見詰める私。
「えっ!? もしや・・・!?!」
〔1月13日〕
「チョンプーの実(*)がなったぞ」
と夫が言うので、
見に行ってみると、
←こんなにかわいい実がっ!
・・・しかし・・・
いつ花が咲いたんだろう?!?
花が咲かずに実がなることはないのにな。
知らぬ間に人知れず咲いて、あっという間に散ってしまったのかな・・・?
ちょっと不思議な気分だったが、ともあれ、実がなるというのは嬉しいことだ。
今後の成長が楽しみ♪
(*)チョンプーひとくちメモ
チョンプーとはこちらの果物。
英語名“ローズアップル”。
形は、アップルというより、洋梨に近い。(見方によればピーマン?!)
味は、20世紀梨の味をとことん薄味にしたカンジ。とても淡白。
歯触りは、りんごほど固くないが、サクサクしている。
果汁たっぷりで、みずみずしい。
←ちなみに、木はこんなカンジ。
娘の大のお気に入り。
〔2月1日〕
「おーい! ちょっと来てー!」
という夫の声に、何かあったのかと大慌てで見に行ってみると、
なんと!
←チョンプーの木に花が咲いていた!!!
これがチョンプーの花!?
ユニークな花だな~。
見方によっては、栗のイガ? みたいだけど、白くて可憐。
「やっぱりあれは実じゃなく、花のつぼみだったんだ」
と夫。
な~るほど、そうだったんだぁ・・・。納得!
〔2月10日〕
←花がポトリと落ちて、実はぐんぐん成長している。
これから“お尻の肉”(?)をたっぷりつけて、少しずつ赤く色付き、それらしい形になっていくのかな?
チョンプーの成長を見守るのは初めて。
チョンプーを育てること自体初めてなのだから、当然だが。
・・・さて、このチョンプーの木だが、
3年前、当時ウチの会社のスタッフだったGちゃんがフラワーフェスティバルの催し会場で買ってきてくれたもの。
50cm程の小さな苗木で、確か50Bで買ったと言ってた。(たった50B! 安いよな~・・・)
・・・しかし、
間近で植物の成長が見れることがこんなに楽しいだなんて~!
新たな発見!!
もっと、もぉぉぉーっと大きくなると、
←こんなチョンプーになるんだな。(この写真は、市場で買ってきたもの)
あぁ、楽しみ~♪
・・・娘が手のひらに乗せてくれた実を見ながら、
ハッと思って、急いでチョンプーの木に駆け寄ってみると、
数日前までまだ小さかった実が、
ぷ~っくりふくらんで、
←こ~んなに大きく成長していた。
あまりにも急激で、ビックリ!!!
すっかり一人前のチョンプーの形になってる。
まるで数日前まで赤ちゃんだったのが、幼少期と青年期をスキップして、いっきに成人したみたい。
2~3日間の成長過程を見逃してしまったのが悔やまれてならなかったが、チョンプーの木はまだまだ花盛り。
これから何度でもチャンスはある。
喉が渇いている時、冷蔵庫で良く冷やしたチョンプーにガブッとかぶりつく。
噛んだ瞬間、果汁が小さなしぶきになって飛び散るカンジがたまらない。
・・・そんな日はすぐそこまで来ている。
2007.3.16
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