おとうさんワールド

実家を出て2～3分、お地蔵さんに手を合わせる。
もちろん私も一緒に。 ＾ ＾

お散歩道中の安全祈願...？

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「わしトイレ行ってくるわ～。あんた先行っといて～」

だって。
家出る前トイレ行ったやーん、まだ5分もたってへんで～、と思いつつ父を見守る。（ま、でも私も異様にトイレが近いので人のこと言えにゃいｗ さすが親子！ｗｗ）

母に訊くと、オムツはプライドが許さないのか頑なに拒否するそう。
うん、わかる、その気持ち！
その心意気があればまだまだいけるッ！
けど、だから心配なのかも。
失敗しないよう早め早めにトイレに行かなきゃ、って思うのだと思います。←私もそうやしｗ

トイレを済ませた父、陸橋の上で歩きながら小さく手を動かしてる。
よーく見ると、下を通る車に手を振ってるのだ...！( ﾟдﾟ)

「お父さん、手振ってんの～？」

と訊くと

「そうや。あの人手振ってんな～って見る人もおるねん」

と楽しそう。(＾ω＾)
へえ～結構楽しんでるんや！ 良かった～！ と嬉しくなりました。
そして私もこんな老人を見かけたら、大きく手を振り返そうと心に決めました。

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こんな風に一緒に歩けるのもあとどれくらいだろう～？

と思うと、急に鼻の奥がツーン、目に涙が溢れそうになるのをグッとこらえ、父との会話を楽しみました。
ちなみに父との会話はこんなカンジ↓

父「あんた今どこに住んでんの～？ 鹿児島の南か？」

私「あ、それは屋久島ね。今は小豆島に住んでるよ～」

父「ほうか。小豆島か、瀬戸内海の...」

父「子供とダンナは元気か？」

私「元気元気～」

父「子供は男？ 女？」

私「女の子二人よー」

父「ほうか、女ばっかりか。ええな」

父「子供いくつになった？」

私「上がもうすぐ二十歳で、下は14歳」

父「二十歳！？ ほなもうすぐ結婚すんな～。ええ人おったらええなぁ」

父「あんた、今日は家に泊まってええの？ 帰らんでええんか？」

私「家に泊まるよー」

父「ほうか、ほなゆっくりしたらええやん」

父「・・・あんた今どこに住んでんの～？ 鹿児島の南か？」

・・・以下省略ｗ

このくだりを延々とリピートｗ
言ったそばから忘れるので仕方ありません。 ＾ ＾
同じ質問の繰り返しですが、父の眼差しはいたって真剣で、毎回初めて聞いたかのようなリアクションが面白くて...！ｗ
私のことを心配してくれてるその気持ちが伝わってきてジーンとしました。
父の言葉一つ一つに愛を感じて、泣きそうになりながらも、やっぱり面白くて笑いそうになったり...(＾ω＾)
どっちやねんってｗ
とても心地いい幸せな時間でした。
このお散歩の最初から最後を私は死ぬまで忘れない！

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玄関の片隅にこんなもの発見。

父の仕業？ (⌒_⌒)

母に訊くと「私は知らん」と言ってたので、父ｗｗ

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アップで。
ケロちゃん車に乗ってるのかな？ それとも汽車？
左手の所にちゃんとギアがあるのが笑えるｗｗ

父は、なんだかもう子供みたいになってしまって...
母は我が子に接するように父の世話をしています。 ＾ ＾
父は元々素直だし優しいし、怒り出すことなど一切なく、母の言ったことを良く聞き、母の言った通りにしてます。(＾ω＾)
私も子供の手が離れた今、父に母性本能をくすぐられてる...！ｗ

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