Home > 日々ch > オットの居ぬ間に命の洗濯(2)

オットの居ぬ間に命の洗濯(2)

“オットの居ぬ間に命の洗濯(1)”の続きです。

・・・はてさて、スケジュールは予定通り進んだでしょうか?



【11:50】

お目当てのショップに到着。

以前、妹が遊びに来てくれた時、ここに一緒に来たところ、妹もとても気に入ってくれたので、妹へのプレゼントを探す時はココ! と勝手に決めていたのです。

約2年ぶりに訪れましたが、全く期待を裏切らず、お店の中はかわいいモノで溢れていました。
あ~、来て良かった。

幸いにも、妹へのプレゼントはすぐに決まり、色々見てる内に、つい自分の物も欲しくなってしまい、大幅値下げしていた商品を1つ買うことにしました。
娘も「これ欲しい!」とういので、お人形を1つ。

しかし、いい物が見付かって良かったー!
妹、喜んでくれるといいな。



【12:30】

大好きな知人のお店に到着。

このお店は、10年以上前からずっとずっと好きだったお店。
ここも約2年ぶりだろうか・・・? 車で10分の距離なのに。(育児で忙しい上、出不精なもので~:汗)

っと、ここで知人のオーナーと9年ぶりの再会!(前回来た時は、不在だったのです:涙)
9年もの歳月が経ったなんて信じられないほど、彼女は変わっていなくて・・・嬉しくなりました!
もっとも彼女は、私が子連れだったこと、そしてその子をこの地で産み、育てていたことに、ひどく驚いていましたが。

お店は、通常彼女がデザインした服を売ってるのですが、私が布好きというのを知ってる彼女は、秘密の部屋(!)に案内してくれました。
その部屋には、布が山積みにされてて・・・
ここから、たくさんの作品(商品)が生まれるんだな~・・・と、しみじみ。
不思議と落ち着く空間で、可能であれば何時間でも布を眺めていたかったのですが、チョロチョロ動き回る子が同伴(?)だった為、泣く泣く断念。
結局、一番最初に目に付いた麻×綿の生地を3メートル分けてもらうことにしました。
昔のよしみで、すごく安くしてもらいました。
こっちの人は情が厚くて、ホント大好きです。

「ところで、荷物大きいね~

と彼女。

「そーなの! 家出してきたみたいでしょ?」(苦笑)



【13:00】

さらに増えた荷物を抱え、地図を頼りに歩き出す。
ランチを予定してるカフェまで私の予想では徒歩15分ぐらい。

重い荷物より何より一番厄介だったのが娘!
3歳なので歩くペースがゆっくりなのは仕方ないですが、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり・・・全~く前に進まないのです。(泣)

ここで、偶然、知人に遭遇!
久しぶりにお会いしましたが、相変わらずお元気そうで良かったです。

気を取り直して歩き始めたのは良かったのですが、暑いわ、荷物は重いわ、娘のペースは落ちてくるわで・・・

ひぃこら、ひぃこら言いながら、最後の方は顎を出しながら
やーーーーーっとの思いでお目当てのカフェに着いたのに、





定休日!



ガーーーーーン。(泣)

ドット疲れが出て、荷物も余計重く感じられました。



えぇぇいっ! もうこの際、娘と入れそうで、娘が食べられそうなものが置いてるお店ならどこでもいい! と、その近所を探していると、たまたまラーメン屋さんを発見! しかも日本風ラーメン!
“捨てる神ありゃ拾う神あり”ってもんです。



【13:30】

日本風ラーメン屋さんで、やっとこさ腰を下ろし、ホッと一息。

ラーメンと餃子を注文しました。

ビールはどうしようかなぁ・・・? と、一瞬悩んだのですが、喉がカラカラだったのと、ラーメン&餃子にビールがないのはキツイかなぁ・・・と思い直し(!)

「シンハ・ビールの小瓶はありますか?」

と、注文を取りに来てくれたお姉さんに訊くと、

大瓶だけなんですよ」

と。

・・・ってことで、仕方なく大瓶を注文!(爆)

ラーメンと餃子は思いの外おいしくてビックリ!
パスタより良かったかも~・・・なーんて、現金なもんですw
娘もたくさん食べてました。

食べ終えた後、日本語勉強中のかわいらしいスタッフのお姉さんと話していたのですが、私のカバンから丸見えだった目覚まし時計に視線が集中。
気になって仕方ないといった顔で、チラチラと(?)、いや、穴が開くほど(!?)見ておられたお姉さん

大きな荷物ですね? この辺で宿をお探しですか?」

と笑顔で。

「あ、いや、そうではないんですがぁ・・・」

・・・やっぱそんな風に見えるんだぁぁぁ。(泣)



話は変わりますが、満腹でご機嫌のはずの娘が、浮かない顔で

「お母さん、お父さんはぁ?! お父さんはどこよぉ?」(「お父さん」→本日1回目

と。

はぁ、そろそろ恋しくなってきたかぁ・・・。



【14:00】

お店を出る時から、次は絶対タクシーを拾おう! と心に決めていました!
三輪タクシー(トゥクトゥク)でも乗り合いタクシー(ソンテウ)でも何でもいいから!!! と。

ラーメン屋さんからスパまで結構近くなのは分かってましたが、同じ失敗を繰り返さない為に・・・。

程なく乗り合いタクシー(ソンテウ)が捕まり、娘を連れてドタバタ乗り込み、走り出してから・・・





・・・2~3分で到着!



へ?!? ウソッ!?

こんなに近かったっけぇぇぇ~??!

大きな荷物と小さな娘を抱えての乗り降りの方が、ずっと時間が掛かったちゅーの。

ま、2~3分でも楽出来たからいっか。



【14:05】

スパ到着。

始めに、アロマミルキーバスに入って(これは娘と一緒に)、その後、アロマホットオイルマッサージの施術を受ける(私のみ)、という流れ。


予想通り、娘はミルキーバスが非常に気に入ったようで、終始満面の笑み。


ただ、

お父さんはぁ? お父さんもいたら楽しいのにね~」(2回目

と、たまに顔を曇らせる・・・。

「そうだね、今度はお父さんも一緒に来ようね~」

・・・としか言えないでしょ・・・?



屋外のお風呂からは

←こーんな空が見えて

ステキ♪



露店風呂、やっぱいいな。

いつかきっと欲しい!

娘を味方に付けるべし!? すると、2対1になって、夫も動かざるを得なくなる・・・?(もちろん、私たちも手伝いますよ~!)



シャワーもこんな木々の中にあって

気持ちいいの、なんのってぇ~!




さてさて、問題の(!)ホットオイルマッサージ。

何しろ前科がある娘(詳しくは“マッサージでしばし極楽---日々ch”をご覧下さい)、もし愚図り出した場合は、途中でおいとまさせて頂く手筈を整えていました。

最初は1人で大人しくしていた娘も、やはり気になるのか、私の所へ・・・
私の枕元に立ち、

「お母さん、どうしたの? お背中痛いの?」

と心配そうな顔で訊くので、

「うん、ちょっと痛いから、このお姉さんがマッサージして治してくれてるのよ」

と。

娘はしんみり頷き、そっと私の手を取った後、ギュッと握り締め

「お母さん、アタシここにいるから大丈夫よ! 

ずっとここにいるから、大丈夫だからね!」


と。

真剣な顔でかわいいこと言ってくれるので、泣けるやら、笑けるやら・・・
でも、明らかにセラピストさんの邪魔になってるので、少し困ったりもして・・・感情がクルクル。忙しい。

けど、まだまだ小さいと思ってた娘の“頼もしさ”を感じた瞬間でありました。



セラピストさん、そしてスタッフの方々、大変お世話になりました!

お陰様でリフレッシュ出来ました!

本当にありがとうございました!




〈つづく〉



→次の記事: オットの居ぬ間に命の洗濯(3)

←前の記事: オットの居ぬ間に命の洗濯(1)


ランダム過去記事


Copyright 2006 - 2024
© unagi.tv
All Rights Reserved.