おもちゃを与えない育児
(↑)なんていうと、何かすごいポリシーがあるように思われそうですが、そんなものはなーんにもなく、ウチの場合、ただ流れ的にそうなっただけです。
なので、ストイックにおもちゃを与えない育児を追求されておられる方が、何かの間違いでこのページに迷い込んで来られたとしても、以下の話は、あまり(ってか全く)参考にならないと思います、ご容赦下さい。
自慢にはなりませんが、私は育児書をまともに読んだことがありません。
ネットで育児について検索することも殆どありません。(娘が病気した時、ネットでちょっと調べたぐらい)
ママ友達もいないので、情報交換することもありません。
なので、育児はもっぱら自分たち流。(といっても、めちゃテキトーで、いい加減ですが)
おもちゃを“今のところ”買い与えないのも、私たちがそれでいいと思ってるからです。
そうそう、先に断っておきますが、ここでいう“おもちゃ”とは“既製品のおもちゃ”(もっと詳しく言うと、プラスチック製のおもちゃ)という意味です。
おもちゃを買わなくなったのは、確か娘が2歳を過ぎた頃だったと思います。
ある日、プラスチック嫌いの夫が
「これ以上プラスチックのおもちゃは増やすな!」
とキレたのがそもそもの原因。
今のおもちゃは殆どがプラスチック製なので、いくら夫の命とはいえ、かなりキビシイものがありました。
プラスチック以外となると、木のおもちゃが思い浮かびますが、現地生産の木のおもちゃは日本で買うより安いものの、それでもそれなりのお値段はするわけで・・・。
以来、なーんとなくおもちゃを買わなくなり(あ、頂き物は無礼講です)、その代わりに、いらなくなった日用品(空箱とか壊れた電話・懐中電灯、服のリフォームにも使えないハギレなど・・・)を与えてました。
娘の反応は・・・意外にも大喜び!
見てると、既製品のおもちゃも不要になった日用品も娘にとってはあくまでも同等で、薄汚れたハギレだからといって邪険に扱うことはなく、大好きなマー(犬のぬいぐるみ)の暖かいお布団として大事そうに活用してました。
彼女なりに想像力を膨らませ、ある物(持ってる物)で楽しそうに遊ぶ姿を見てると、
「やっぱり人間ってスゴイなー、ネコやウサギとは違うわ・・・」(昔、ネコとウサギを飼ってましたw)
としみじみ思ったもんです。
お皿の上に積み木を乗せて
「みかんとりんごですよ、どうぞ」
と言って、私たちの所に持って来てくれたり、
屋外ダイニングでは、竹のザルに夫の軍手を3つ程乗せて、藁のナイフとフォークまで用意してくれて
「今日はごちそうですよ、どうぞ食べて!」
と空き缶をひっくり返した特等席に案内してくれます。
「うわ! 今日は軍手の盛り合わせですか? 豪華ー!」
なんて言いつつ(もちろん娘は「?」な顔してますが)、おいしく頂く・・・
私たちにとっても楽しい時間です。
確かに、プラスチック製の果物セットやご飯セットなどを買い与えてしまうと、
「ライチーがないわ」「竜眼もない!」「ランブータンも~」「納豆はぁ?」(←そもそも売ってるのか?)
「ねぇ、買ってよー! 買って! 買ってぇ~!!!」
なんてことになりかねないし、そうなってくるともう際限ないですよね。
夫は、むやみに既製のおもちゃを買い与えないことによって、
1.ある物で工夫する能力が身に付く
2.想像力を膨らませる練習になる
3.物を大切にするようになる
4.娘の仕業を見て私たちも楽しめる(←これはオマケ)
と言います。
ナルホド、納得いく意見です。
(ケチくさい私は、上記4つに“その上お金までかからない”を付け加えますが:爆)
事実毎日、娘の仕業にうぷっと吹き出したり、お腹を抱えて爆笑したり・・・ホント大いに笑わせてもらってます。(写真を撮ってますので、おいおいアップしていきますね)
・・・とはいえ、実は私、コテコテのおもちゃっ子でして、小さい時からままごとセットやお人形、リカちゃんハウスみたいなものまで、たくさん買ってもらってました。
それらは私にとって宝物でしたし、自分のおもちゃで無心に遊ぶ時間はとてもとても大切な時間でした。
なので、既製のおもちゃが悪いなんて一概には言えない、と私は思っています。
娘がもっと成長して「これ欲しい!」と主張するようになったら、むやみにではなく、程よい程度に買い与えていこうと思っています。(もし夫が反対したら、私のヘソクリででも・・・)
では、娘の仕業第一弾。
ハイジごっこをしてる娘です。
なので、ストイックにおもちゃを与えない育児を追求されておられる方が、何かの間違いでこのページに迷い込んで来られたとしても、以下の話は、あまり(ってか全く)参考にならないと思います、ご容赦下さい。
自慢にはなりませんが、私は育児書をまともに読んだことがありません。
ネットで育児について検索することも殆どありません。(娘が病気した時、ネットでちょっと調べたぐらい)
ママ友達もいないので、情報交換することもありません。
なので、育児はもっぱら自分たち流。(といっても、めちゃテキトーで、いい加減ですが)
おもちゃを“今のところ”買い与えないのも、私たちがそれでいいと思ってるからです。
そうそう、先に断っておきますが、ここでいう“おもちゃ”とは“既製品のおもちゃ”(もっと詳しく言うと、プラスチック製のおもちゃ)という意味です。
おもちゃを買わなくなったのは、確か娘が2歳を過ぎた頃だったと思います。
ある日、プラスチック嫌いの夫が
「これ以上プラスチックのおもちゃは増やすな!」
とキレたのがそもそもの原因。
今のおもちゃは殆どがプラスチック製なので、いくら夫の命とはいえ、かなりキビシイものがありました。
プラスチック以外となると、木のおもちゃが思い浮かびますが、現地生産の木のおもちゃは日本で買うより安いものの、それでもそれなりのお値段はするわけで・・・。
以来、なーんとなくおもちゃを買わなくなり(あ、頂き物は無礼講です)、その代わりに、いらなくなった日用品(空箱とか壊れた電話・懐中電灯、服のリフォームにも使えないハギレなど・・・)を与えてました。
娘の反応は・・・意外にも大喜び!
見てると、既製品のおもちゃも不要になった日用品も娘にとってはあくまでも同等で、薄汚れたハギレだからといって邪険に扱うことはなく、大好きなマー(犬のぬいぐるみ)の暖かいお布団として大事そうに活用してました。
彼女なりに想像力を膨らませ、ある物(持ってる物)で楽しそうに遊ぶ姿を見てると、
「やっぱり人間ってスゴイなー、ネコやウサギとは違うわ・・・」(昔、ネコとウサギを飼ってましたw)
としみじみ思ったもんです。
お皿の上に積み木を乗せて
「みかんとりんごですよ、どうぞ」
と言って、私たちの所に持って来てくれたり、
屋外ダイニングでは、竹のザルに夫の軍手を3つ程乗せて、藁のナイフとフォークまで用意してくれて
「今日はごちそうですよ、どうぞ食べて!」
と空き缶をひっくり返した特等席に案内してくれます。
「うわ! 今日は軍手の盛り合わせですか? 豪華ー!」
なんて言いつつ(もちろん娘は「?」な顔してますが)、おいしく頂く・・・
私たちにとっても楽しい時間です。
確かに、プラスチック製の果物セットやご飯セットなどを買い与えてしまうと、
「ライチーがないわ」「竜眼もない!」「ランブータンも~」「納豆はぁ?」(←そもそも売ってるのか?)
「ねぇ、買ってよー! 買って! 買ってぇ~!!!」
なんてことになりかねないし、そうなってくるともう際限ないですよね。
夫は、むやみに既製のおもちゃを買い与えないことによって、
1.ある物で工夫する能力が身に付く
2.想像力を膨らませる練習になる
3.物を大切にするようになる
4.娘の仕業を見て私たちも楽しめる(←これはオマケ)
と言います。
ナルホド、納得いく意見です。
(ケチくさい私は、上記4つに“その上お金までかからない”を付け加えますが:爆)
事実毎日、娘の仕業にうぷっと吹き出したり、お腹を抱えて爆笑したり・・・ホント大いに笑わせてもらってます。(写真を撮ってますので、おいおいアップしていきますね)
・・・とはいえ、実は私、コテコテのおもちゃっ子でして、小さい時からままごとセットやお人形、リカちゃんハウスみたいなものまで、たくさん買ってもらってました。
それらは私にとって宝物でしたし、自分のおもちゃで無心に遊ぶ時間はとてもとても大切な時間でした。
なので、既製のおもちゃが悪いなんて一概には言えない、と私は思っています。
娘がもっと成長して「これ欲しい!」と主張するようになったら、むやみにではなく、程よい程度に買い与えていこうと思っています。(もし夫が反対したら、私のヘソクリででも・・・)
では、娘の仕業第一弾。
ハイジごっこをしてる娘です。

寝せられてるマー(犬のぬいぐるみ)がハイジで
ゴザがお布団
小冊子が枕
赤いプラスチックのザルがピッチーのお家
緑のロープがピッチーのお家に入れた藁
薄緑の虫除けローションは、巣から逃げ出したピッチーらしい・・・。

けど、
言ってもいいですか?
私たちには、どう見ても・・・
土左衛門(どざえもん)にしか見えないのですがぁぁぁ・・・。(爆)
2007年7月 〈娘2歳11ヶ月〉
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