Sentence that impressed in my mind
2017/10/16(Mon) 15:23 - 屋久島 田舎暮らし編 - [6037]
読み終えた本、心に残った文。(本文より引用)『生きることと引き替えに、現代人は、際限もないうるささに耐えている。音ばかりじゃない。映像も匂いも、味も、ひょっとすると、ぬくもりのようなものでさえも。・・・何もかもが、我先にと五感に殺到してきては、その存在をめいいっぱいがなり立てて主張している。・・・社会はそれでも飽き足らずに、個人の時間感覚を破滅させてでも、更にもっとと詰め込んでくる。堪ったもんじゃない。・・・人間は今後、未来永劫、疲れた存在であり続ける。疲労が、人間を他の動物から区別する特徴になる? 誰もが、機械だの、コンピューターだののテンポに巻き込まれて、五感を喧騒に直接揉みしだかれながら、毎日をフーフー言って生きている。痛ましいほど必死に。そうしてほとんど、死によってしか齎されない完全な静寂。・・・』
・・・その昔、私も「疲れた存在」だったんだと思う。
それを自覚してから、人生が、日々の暮らし方が、大きく変わっていった...(とはいえ、理想とする暮らしを手に入れるまで、それから10年以上かかったのだけれど...)
今も静かな環境で、心穏やかに暮らしています。。。(今は本当に平和。チェンマイ時代後期の4年間よりずっとずっと...)