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ここが変

色々と謎に包まれているらしい(?)我が家をご案内します。

うなぎ家紹介

ここが変

我が家は、普通の日本の家庭と比較すると、明らかに多くの点で変わっていると思います。
ご覧頂く際は、とりあえず日本の常識・当たり前を、一旦全て横に置いてからどうぞ~。
タイの田舎住まい
タイ北部・チェンマイ市郊外の某農村の、そのまた集落から孤立した場所にある、これまた変わった家に家族だけで住んでいます。周囲の畑での農作業の音以外は、鳥の声と風の音しか聞こえません。*
庭に200坪程の池があり、魚や蟹の他、カモやクイナ等の水鳥がいます。ヘビにカエルにトカゲ、カブトムシやクワガタ、乾季には蛍もたくさん。これでもかというほどに多種多様な、たくさんの野鳥がやって来ます。
なお来客はほぼ全くありません、2012年に我が家を訪れたのは2組だけ。
*) 乾季の夕方には、たまに熱気球とかエンジン付きパラグライダーが上空を通るんですが、後者は結構エンジン音がする上にわざわざ低空飛行していくので、夫は非常にうざがっていますw
飛んでる人: 「ヤッホー!」(手を振ったりしてる)
夫: (手を振り返しながら)「やかましい! 高度上げてとっととあっちに行け! 撃墜すんぞ!」
両親も子供も日本人なのに、駐在員でもないのに日本国外に住んでいる
私達の住むチェンマイという街は、日本並の収入を得られるならば、穏やかな風土や自然に恵まれた環境の中で、子供にも高いレベルの英語教育を受けさせることができるのです。物価は安く、大抵のものが不自由なく手に入りますし、人や社会ものんびり。ゆったりマイペースで暮らすことができる街です。
私達は2001年にこちらで起業し、2004年に長女が、2010年に次女が生まれ、家庭内人口が倍増しました。
娘は家から車で10分程の所にあるインターナショナルスクールに通っています。*
家庭内の会話は日本語ですが、娘が英語モードの時は英語になったりもします。
*) インターナショナルスクールでなくとも、タイでは親が子どもの送迎をするのが当たり前です、車があるなら車で送迎するのが当たり前。ここでは、子どもの迎えに行くために仕事を中断するのは咎められません、仕事より子供の方が大事ですから当たり前です。
夫が変人 & いつも家にいる
子供や鳥と遊んだり、子供を学校へ送迎する時間はあるが、通勤や出社する時間もその気も全く無いらしい面倒な人。
いい意味でも悪い意味でも常識から外れている上に、言ったことを本当に、それも全て1人でやってしまう、何かと予想の斜め上を行く我が家の原動力。(JIS規格外・非売品)
男は男らしく、女は女らしく
「男は男らしく、女は女らしく。男と女は、向いていること、できること、役割が全く違う。女は家にいて家事をして家を守り、おやつでも用意して、必ず家で子供の帰りを待っていて、可能な限り相手をしてやれ。それを当たり前として子供を育てろ、それが女の役割。そうさせてやるのが男の役割」というのが、夫の口癖でありポリシー。
昨今の世の中や、他の人達がどうかなんて、夫には関係ないようです。
夫の子供時代の経験がそうさせているようですが、とにかくまあ、戦前の人のよう。ウェルカムですけどね。
子供のしつけが昔式
庭の掃除は子どもの仕事、きっちり毎日やらせます。
中途半端はダメです、朝の掃除を終わらないと学校に連れて行きませんし、夕方の掃除が終わらないと晩ご飯もダメです。
また、褒める時は褒めますが、怒る時は怒ります。悪いことをすれば体罰もあり。体罰を経験することはとても重要。
遅いとガンガン急かしますし、叱咤・叱責もしますし、嫌いなものでも食べさせます。
「急かさない」「怒らない」といった現代日本式?の子育て、夫は「子供がダメになる」「小さいうちから子供を尊重し過ぎては絶対にダメ」と言って完全スルーしています。
お小遣いはお手伝いに応じてあげる
お小遣いはあげますが、働かざるもの食うべからず、お手伝いをしないとあげません。なおお小遣いは、8歳時で日本円に換算して月4000~6000円程度*になるように調整しています。この中で日々の学校でのおやつ( 日本円で100円前後/Day : 売店があって休み時間に買える)や交際費、ヘアピンやヘアゴム等の自分の好みで買う消耗品、自分の過失で無くした物や壊した物の補充費用(例えば櫛を無くしたら自分で買わせる)などを支出させます。
*) 娘はインターナショナルスクールに通っており、日々のおやつ代の他、誕生パーティーをはじめとしたイベントが多く、プレゼント(日本円で1回1000円前後)他を用意する必要が月に1回以上ありますので、この位は必要です。(その他にもお菓子持たせたりとか交通費とかで、親の負担も結構あります)
鳥が家に出入りしている
庭で保護して育てた鳥の雛が巣立ち、我が家の周囲に住み着いていて、家に出入りしています。呼べば飛んで来るし、呼ばなくても頻繁に飛んで来て、人の邪魔をしたり餌をねだったり。
家に入り込んで寝室で夫と一緒に寝ていたり(手や頭の上で目を閉じて1時間以上も眠っています)しますが、我が家的にはごく普通。次女が泣くと、心配なのか必ず飛んで来ます。家族です、完全に。そんな様子を見ているためか、家の周囲の他の野鳥もあまり私達を怖がりません。
テレビが無い(単なる大型モニタとしてはあります)
「テレビ(放送)は不要だ」と夫が。(まあ不要ですけど)
夫は情報・メディアというものに一家言あるようで、曰く、
「テレビ観ると本当にバカになるぞ、嘘だと思うなら、テレビばかり観てた世代のやらかしたことを見てみろ」
「特に他人の見解が加わった報道番組や新聞のコラムには価値が無い、ガキの読書感想文と同じようなもんだ」
「人の意見を聞くことではなく、自分で考えることが重要。その為には意見や見解の入る前の単なる事実・情報こそが重要」
「深く考えずに他人の意見で考えを決めたり誘導されるような低レベルな人間になるな」
だそうです。
ご近所にシャーマン(呪術師)が住んでいる
本当です。
看板を見ると、肩書きは「ドクター」になるようですが、幸か不幸か、まだお世話になったことはありませんw

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