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Happy Sunday
--- 1月某日 ---
ある日曜日の朝、
リンリンリンリーーーン
と電話が鳴った。
時計を見ると8:00。
仕事の電話? と思い出てみると、
「ムックです。来月は帰省する為数日間お休みをもらうので、今日は休日出勤して来ました」
と。
自主的に休日出勤なんて、さすがムック!!
夫と2人ひどく感心してしまった。
・・・ってことで、
平日のように私と夫は朝ご飯の間クッチーをムックに預け、庭のテーブルでご飯を食べていると、
外から
♪パフ~パフ~パフ~~~♪♪
という音が。
見ると、竹細工の製品を売る屋台だった。
私は飲みかけのコーヒーを慌ててテーブルに置き、門まで猛ダッシュをかけ、屋台のおじさんを急いで呼び止めた。(↓)
実は前々から大きめサイズの竹ザルが欲しいと思っていたのだ。
ここで話は少しそれるが、チェンマイの中心部から南西へ少し行った所にハンドンという地区があり、そこは竹細工が有名。身重になる前はたまに1人でふらっと出掛けることもあったが、チビを抱えてしまってからはなかなか思うように動けず・・・、
こんな風に屋台で売りに来てくれると大助かりなのだ。
色々物色した結果、大きめの平たいザルと少し深めのザルとカオニュウ入れの籠計3つ買うことにした。
おじさんは何も言わないのに、
大きめの平たいザル→85Bを70Bに、
少し深めのザル→55Bを50Bに、
カオニュウ入れの籠→120Bを100Bに・・・、と最初からディスカウントしてくれた。(私そんなに目がギラギラしてたかしら・・・?)
ともあれ、おじさん、まけてくれてありがとう~。
合計220B。いい買い物をしたと大満足の私。
朝ご飯の続きを食べ、早速ザルの撮影しようとした時、クッチー乱入。
ちょ、ちょっと~。どこ行くのー?
購入した3つの中で一番気に入ったのは、カオニュウ(蒸かしたもち米)を入れる籠。
まあるい正円柱(?)のものは良く見かけるが、楕円形のこの形は初めて見たので、見た瞬間ピピッときてしまった。
クッチーのお弁当箱にちょうどいいと思って即買い。(↓)
・・・そして夕方・・・、
勤勉なムックに気を良くした夫が
「今晩ムックも連れて海老食いに行くか~」
と。
ムックは、ウチに勤め出して、海老ディナーに付き合ってもらった時初めて海老を食べたそうだ。
21歳にして初めての海老! ディナーの後は「ありがとうございました」としきりに礼を言ってたっけ・・・。
それ以来癖になってしまったようで、「海老」と聞く度ニンマリ笑みがこぼれる。
「ムックも喜ぶし、もちろん行きたいけど日曜日だから混んでるんじゃない?」
と私が言うと、
「甘いな。日曜日はサンデーマーケットがあるからナイトバザールは逆に空いてるんだよ」
と夫。
ナ ル ホ ド。
夫の読み通りナイトバザールもアヌーサン市場も人がまばらで、ぎゅうぎゅう詰めの中海老を食べるという事態は避けられた。
海老をたらふく食べ、ムックご機嫌♪ 私たちもハッピー♪
あぁ、いい日曜日だった。
月
夜暗くなってからクッチーを抱っこして2人で月を見るのが日課になりつつあるこの頃。
・・・その日私はとても忙しく、精神的にあまり余裕がなかった。
いつものようにクッチーを抱き上げ、夜空を見上げてみたが月は見えなかった。
「ありゃ。今日はお月さん見えないね。雲で隠れちゃってるのかな」
と話し掛けたが、クッチーはただ静かに夜空を見上げているだけだった。
私は抱きかかえていたクッチーを下ろし、そそくさとクッチーが盛大に撒き散らしてくれた食べこぼしの後片付けをしていた。
すると、芝生の上で遊んでいたクッチーが私を呼びに来た。
私の手をぎゅっと握り、力強く引っ張って行くクッチー。
ソテツの木のそばまで来たところで立ち止まり、ウーウーと言いながら何か一生懸命指差してる。
なんだろう? とクッチーが指差す方を見てみると、
なんと、ぼんやり光を放つ月だった。
最初に私たちが夜空を見上げた地点からは椰子の木の葉っぱが邪魔して月が見えなかったのだ。
わずか1歳半の子に「もっとゆっくりボチボチいこや」と教えられた気分になった夜だった。
白いトウモロコシ
--- 1月某日 ---
タイ人の友人Pちゃんがイサン(タイ東北部)へ行ったお土産にとトウモロコシを持ってきてくれた。
薄っすら土がついたトウモロコシの皮をむいてみると、粒が黄色ではなく白だった。
「黄色い粒のトウモロコシより、もっちりしてておいしいよ。ゆで時間は長めにね」
と言うPちゃんのアドバイスに従い少し長めにゆでた。
ゆで上がったトウモロコシは、薄透明のミルク色になっていた。
食べてみると、ホントにもちっと弾力があって美味だった。
黄色いトウモロコシには見向きもしない夫が「これは旨い」と言って一気に2本も食べてた。
白いトウモロコシ、癖になりそう・・・。
庭のテーブルにトウモロコシ・・・、和みの風景だ。
今日の晩ご飯
--- 1月24日 ---
1.鶏肉、ゴボウ、きのこの炊き込みご飯
2.野菜たっぷりお吸い物
3.豚生姜焼き
4.出汁巻き卵
5.キャベツの千切り&トマト
☆氷入りビール♪
日本食屋さんでも食べれるメニューだが、誰にも気兼ねせず家でダラダラ寛ぎながら飲んだり食べたりするのが私たちの好み。
それにしても、和食はいくら食べても飽きない。
新鮮な魚が手に入れば、ウチの和食率もぐんと上がるのだが。
チェンマイに住んでて少し残念だなと思う点は、やはり新鮮な海の幸が手に入り難いことだろうか・・・。
ご意見/ご感想/ご質問メール
先日頂いたメールの一部をご紹介します。
* 以下ご本人に了解を得て掲載させて頂いています。
・・・サイト内のイメージキャラクターがとてもいいですね。あれはご自分でかかれているのですか?
文字だけではなくキャラクターがあるとイメージがわきやすくていいです・・・
(日本在住 Aさん)
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ありがとうございます。
イラストは自分で描きました。
ちなみに、コラム/日記内に出てくる素材(小鳥、葉っぱ、ライン、うなぎマーク等)は全て私が描いたものです。
ちまちましたモノを描いたり作ったりするのが好きなんです。
それと私の場合、素材集で気に入った素材を探すより、自分で作ってしまった方が早いのです。
・・・今日メールさせていただいたのは、いわしの缶詰の件なんですが、同じモノが日本で買えますか?
デパートで買えるなら、名前は何ですか?
(日本在住 Kさん)
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タイ料理のフードコーディネーターをしている知人に聞いてみたところ、横浜の若葉町のタイ食材の店とかアジアンスーパーとかにあるんじゃないか、ということでした。
ただこの方は関東在住なので、ちょっと遠いですよね。
私も一応関西出身なのですが、昔タイ料理の食材を扱うお店を探したことがあって、色々探し回った結果、道頓堀にある文楽座の裏(?)にあった食材店が一番品揃えが良かったです。
でもこれは私が日本⇔タイと二重生活をしていた頃(7~8年程前)の話なので、まだそのお店が健在するかどうか不明ですが。ってか、情報が古過ぎますよね。
デパートで買えるかどうかは・・・、すみません、日本のデパートでイワシ缶を探したことがないので、ちょっと良くわからないです。
というか、イワシ缶自体ホント~に庶民的な物なので、デパートで扱う品でもないような気がするのですが・・・。
・・・イワシの缶詰、タイでは人気ですよね。さてイワシのトマトソースパスタですが、材料の分量がかかれていないのですが、適量ということでいいのですか?
分量を書いてもらえると有り難いのですが・・・
(バンコク在住 Sさん 女性)
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すみません! いつも自分の感覚に任せてテキトーに入れたり、味見しながら入れたりしているので、私自身ハッキリ覚えていないのです。(爆)
これからは分量を覚えているものはなるべく書くようにしますね。
・・・しかし、基本的には私の料理はか~なり大雑把、テキトーなので、その点ご了承下さい。
~~皆様、メールありがとうございました~~
とろけるチーズ
--- 1月23日 ---
食べ物ネタに偏りつつあるこの頃。
今年は料理を頑張る! と心に決めたものの根が怠け者の私。
放っておけば楽な方に楽な方にと流れていきかねない。
何かいい対策はないか・・・? とずっと考えていました。
そうだ! 作った料理をなるべくカメラにおさめ、サイトにアップするようにすれば多少は気合を入れて料理しようという気になるんじゃないか、とはたと思ったわけなのです。
要するに、隙あらばサボろうとしてしまう自分への戒め(?)みたいなもんです。
おすすめ料理は簡単なレシピ等も載せていこうと思っていますので、どうかお付き合い下さい。
~では早速今日の朝ご飯~
ピザトースト
いちご
コーヒー
・・・それだけ。(爆)
作ったってほどのものじゃないですね・・・。
我が家の朝はいつもこんなカンジでかる~くです。
上の写真でハッキリわかるかと思いますが、かなりチーズをケチってます。
こうして写真を見ると改めて私ってケチくせぇなー、と反省。
言い訳ではありませんが、チェンマイでは“とろけるチーズ”が手に入りません。
チーズたるもの熱を加えればとろけるもので、別に“とろけるチーズ”にこだわる必要はないのかもしれませんが、でもやっぱり細かく刻まれたチーズを料理やパンにささっとふりかけオーブンに入れるだけ・・・、という手軽さ、そしてその抜群のとろけ具合というのは魅力的なものです。
ちなみに、写真のチーズは“とろけるチーズ”です。
昨年の年末、夫の友人が遊びに来てくれた時、持って来てくれました。
賞味期限が迫っているので早く使い切らなくては! と思う反面、無駄に使ってはダメ! とついストップをかけてしまう自分がいて困ってます。
はぁ~・・・、この貧乏性どうにかならんかなー・・・。
おめでとう
--- 1月某日 ---
夜中ふとPCの時計と見ると、1月○日1:34と出ていた。
1月○日・・・。
日付が変わったか。
夫の誕生日だな。
しばらくして夫が死にそうな顔で下から上がってきた。
「ふらふらだからわしゃ寝る」
「ゆっくり休んでね~。私ももう少ししたら寝るから」。
再びPCに向かい、作業の続きをする。
癖でついPCの時計を見る。
あっ、さっき誕生日おめでとうって言うの忘れてた・・・。
その日の朝、ご飯を食べながら、
「そういえば今日誕生日だね。おめでとう~、おじちゃん!!」
「少なくともアンタよりは少し若いからな」
と夫も反撃。
2人で、うちらもすっかり立派なおっちゃんとおばちゃんになったね、なんて苦笑しながら話していた。
「ところで、今晩ステーキでも焼こうか? それとも外食する?」
と訊くと、
「あぁ~、もう勘弁して! そんな時間ない。
ご馳走を作ってくれても、オレはアンタほど食べ物に執着がないから、悪いけどそこまで有り難いとも思わない。だから何でもいい。
それより・・・」
「それより?」
「クッチーとアンタに邪魔されず、
ぐっすり眠れるのが今のオレにとっては一番嬉しい」
だとさ。
ちっ、と舌打ちしたくなったが、夫はだいぶ前から死ぬほど忙しく心身共に疲れ果てている。
はいはい。じゃ~・・・、ってことで夫の希望通り、午後から女3人で買い物に行くことにした。
スーパーではいつもの買い物と、夫の好きな物を見るとあれもこれもとカートに入れてしまった。
↓
↓
↓
赤ワイン
カマンベールチーズ
葉巻(バニラ味)
ホカッチャ
イカの塩辛
ホワイトソースのチキングラタン
会計を済ますと、いつもより1000Bオーバー。
お金の出所は夫なのに、そのお金を稼ぐ為にヒーヒー言ってるのに、ごめん! と心の中でつぶやいた。
でも、たまにはこんな日があってもいいよね。
何はともあれ、誕生日おめでとう!
そして、生まれてきてくれてありがとう。
これからも末永く宜しく。
プチパーティー
--- 1月20日 ---
クッチーが生まれてからお客様を交えてのパーティーの数がガクンと減った。
というのは、ムックが仕事を終え帰宅するのが18:00なので、それ以降は家族だけの時間になる。つまり夜はパワーみなぎるクッチーの相手だけで精一杯で、残念だがお客様を迎える気持ち的余裕も体力的余裕もないのだ。
しかし、全くパーティーをしなくなったわけではない。
今でも大切な友人、知人、お客様が訪ねて下さる時は、プチパーティーをする。
ウチに集まってくるのは何故か飲ん兵衛ばかりなので、パーティーというより宴会? 酒盛り? といった方がいいのかもしれないが。
昔は社交辞令的パーティーもしたが、今は気兼ねせず楽しめる仲間や、ゆっくりお話したいと思う人が集まっての小さなパーティー。
こぢんまりだが、落ち着いて心の交流が出来る人たちとの時間はとても有意義だ。
今夜はお1人様がご訪問。
その方の好みかも? と思ってトマトソースのドリアを作った。
焼肉♪
--- 1月某日 ---
我が家は焼肉率が高い。
と、ここで誤解しないで頂きたいのだが、焼肉は焼肉でも我が家の焼肉は“牛”ではなく“豚”なのだ。
そういえば焼肉というと一般的に牛肉だが、それじゃ豚肉の場合何て言ったらいいのだろう?
豚の網焼き? 豚BBQ? 豚焼肉? まさか焼き豚ではないだろうし・・・。
正式名をご存知の方どうかお教え下さい。
さて、話は我が家の豚の焼肉に戻って・・・。
(*面倒くさいので以下「豚の焼肉」と呼ぶことにする)
なぜそんなに頻繁に豚の焼肉をするかというと、それはひとえに夫が肉食だから。
筋肉質の夫は、動物性タンパク質を人一倍必要とするらしい。
豚肉はいつも市場で塊で買って来て、自分でスライスする。
正確に計算したことはないが、2人でモリモリ肉を食べても、せいぜい50B分ぐらいだと思う。それに野菜が加わってもたかが知れてる。
豚の焼肉は、経済的なのに満足感が得られるまさに言うこと無しのディナーなのだ。
さてさて、この日の主役は市販の焼肉のタレ↑
年末に夫の友人が遊びに来てくれた時持って来てくれた。(U君、ありがと~)
やっぱり市販のタレはコクがあっておいしいな。
ただ、いつも私が作るタレはほとんど砂糖を入れないので、甘さが少し気になったが。
うーむ。こうなったら市販のタレを徹底的に研究して、コクがあって甘くないタレを作るしかないか。
はぁ、料理の課題は増えるばかり・・・。
値段交渉
--- 1月18日 ---
関東の方には全く理解出来ないようだが、関西の人間にとっては
「おっちゃん、まけて~」
とつい言ってしまうのは、何て言ったらいいのだろう・・・、コミュニケーションの1つなのだ。
「んー、しゃーないなー」
とか言いながらおっちゃんは渋々安くしてくれる。
お礼に、心を込めて満面の笑みで
「ありがとう~!!」
と言うと、おっちゃんもいつの間にか笑顔になってる―――。
冗談を交えながら値段交渉してると、親近感がわき、距離がぐっと縮まる。
いつしか昔から知ってる親しい人と話してる気分になり、買った後ちょっといい気分になってる。
ま、これはざっくばらんな関西人だからなせる技なのかもしれないが。
ウチの父親も商売人で、
「どこそこの奥さん、ワシの顔見るといっつもニッコリ笑って『おっちゃん、まけて~』って言うねん。
あんな風に言われると、まけなしゃーないがなー」
といつも笑いながら嬉しそうに話していた。
これは私の持論だが、値段交渉は1に愛嬌、2に相手への思いやり。
2の思いやりというのは、とにかく安く買ってこっちが得したろ、と躍起になって(半分ごねながら?)交渉するのはマナー違反ということ。
店側もこれ以上値引き出来ないというラインがあるのだから、その辺は口に出さなくとも上手く察知することが大切。
とにかく、売る側に不快な思いをさせてしまうのはNGなのだ。
タイを旅する方には双方いい気分になるよう上手く値段交渉して頂きたい。
レシピの成り立ち
--- 1月某日 ---
チェンマイ生活 でご紹介した“イワシ缶のトマトソースパスタ”だが、実はこのレシピ、夫から教わった。
夫の料理歴は長く、料理の腕は確か。
冷蔵庫にある材料でオリジナルのレシピを素早く考えて作り、それがまたおいしいので毎回二重の驚きなのだ。
そんじょそこらの主婦には絶対負けないと思う。
な の で、
私の料理に対する目も厳しい。
料理は下手でも何でもおいしい、おいしいと言って食べてくれる人だったらどんなに楽だろう、と何度思ったことか。(泣)
しかし、口うるさい小姑のような夫に鍛えられたお陰で、私の料理の腕は独身時代に比べると格段に上がったので、結果的には良かったのだが。
さて、このレシピにまつわる話だが・・・、雨季真っ只中のある日、豪雨で一歩も外に出れない、けれど冷蔵庫の中はほぼ空っぽ・・・、ということがあった。
夫が戸棚に1つだけコロンと転がってたイワシ缶を見付け、ちゃちゃっとこのパスタを作ってくれたのだ。
シンプルなのにホントにおいしくて、それ以来ハマってしまった私は、多少アレンジを加えながらもまさにバカの一つ覚えのようにしょっちゅう作っていた。
すると、ある日夫の雷が落ちた。
「オレはアンタにこのパスタを作ってあげたことをすごく後悔してる。
もうあと5年はこのパスタを見たくもないし、食いたくもない!!」
と。
確かにバカ一(バカの一つ覚え)のように作り過ぎたからな。
大いに反省した私はそれ以来このパスタを一切作らなくなった。
しかしどうしても食べたくなった時があって、その時ばかりは自分の分だけ隠れてこっそり作って食べたが。(爆)
トマトソース味のパスタが好きな方にはこのパスタはかなりおすすめ!
私の代わりにこのパスタを味わい堪能してもらいたい。
夢の話
--- 1月14日 ---
朝方クッチーがウギャーと泣いた。
最後の授乳タイムだ。
時計を見ると、午前6時5分。
急いでミルクを飲ませ、オムツを換えた。
時同じくして下からドンドンドドドという音と喋り声が聞こえてきた。
夫が寝ぼけ眼で
「ふ? デザインスタジオの連中かぁ?」
「そうだね。早朝も仕事するってこの前言ってたからね」
「感心だな。それより、チャイム鳴らなかったか?」
「鳴らないよ」
「そっか、オレがチャイム鳴る夢みてたんだ」
「私もいい夢みてたのになー」
「どんな夢?」
「めばるパスタを食べる夢」
「めばるってあの魚のメバルかぁ?」
「そう」
「プッ。ゆでたパスタにメバルが1匹乗っかってるとかぁ?」(笑)
「んなわけないやん! ちゃんと白身の身をほぐしてパスタにからめてるの!!」
「ほう。んで旨かったか?」
「それが、メニュー見て注文したところでクッチーが泣き出したから・・・」
「そりゃご愁傷様。それにしても、アンタの夢は絶対食い物がらみだな」
・・・ z z z z z z z z z z z ・・・・
寝たのか・・・。
何と言われようと食べたかったなー、めばるパスタ。
もしめばるが手に入るなら、自分で作るのに。あぁ、残念。 |
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今年の抱負
--- 1月10日 ---
急に暑くなったり、冷え込んだり、最近のチェンマイは気候がめまぐるしく変わる。
やっと風邪が治ったと思ったのに、またしても喉がイガイガしてる。
クッチーもいるし寝込めないので、気力で治すぞ!
さて、今年の抱負は、
1.健康第一
出だしから体調を壊してつまずいてしまかったので、健康には充分気を付けたいと思う。
健全なる精神は健全なる身体に宿る、とは良くいったもので、体がしんどいと考え方までネガティブに
なる傾向があるのでホント~に良くない!
また、自分だけじゃなく家族の健康管理もしっかりしようと思う。一応これでも主婦なので。
日本の家族と私にとっては家族のような存在の日本の親友たちの健康も同時に願う。
この歳になったら大切な人たちが心身ともに健やかで元気でいてくれればそれでいい、って思う。
本音を言うと、もっと会いたいけどね、もちろん・・・。(涙)
2.家庭円満
せっかく縁あって家族になれたんだから、毎日みんなで面白おかしく笑って暮らしたい―――。
海外暮らしで頼れる人、親しい友人が極めて少ない環境だから、せめて家の中ぐらいはいつも楽しく快適に過ごしたい。
私の考えは、何はさて置きまずは家族なので、足場を更にしっかり固めて、色んな意味でもっと安定さ
せていきたい。
以前結婚歴10年の親友から「妻は家庭のムードメーカーなので、明るく温かい雰囲気を作れるかどうかは妻にかかってるのよ」と言われ、ドキッとしたことがある。
ふむ。これは日々のちょっとした心掛けが必要そうだ。
心から安らげる環境をキープしたいし、常に笑いが絶えない明るい家庭にしたいから。
・・・ま、ともあれ、これは特に努力しなくても今まで通りフツーにしてれば良さそうなので、まあ良
しということで。
3.充実食生活
人間は毎日何か食べていかなければ生きていけないわけで・・・。
食欲を満たすだけなら、何でもテキトーなものを口に放り込んでおけばいいのだろうが、それじゃ寂し
過ぎないか。第一体にも悪そうだ。
毎回の食事が楽しみになるような献立を考え作るのが私の務めだと思っているので、サボらず頑張ろう
と思う。
夫は外で飲むのは皆無な人なので、お酒が更においしくなるような旨い酒の肴のレシピを増やしたい。
んでもって私もそのツマミをバクバク食べながら一緒にお酒を飲む。(←つまり自分が食って飲みたいだけ:爆)
クッチーは少しずつ大人と同じものが食べられるようになってきたので、新しい味、色んな食べ物を
ちょっとずつ体験させて、食べることの楽しさを覚えていって欲しい。そして食を心から楽しむ子に育って欲しい。
私も食べることは生きがいの1つなので、将来は女2人で色んな所へ食べ歩きに行きたいな。
おいしい酒の肴を求めて~プラスα温泉旅行も兼ねて日本へ里帰り、なんてのも楽しそう。
以上、月並みだけど大きな意味での今年の抱負。
もっと個人的な抱負(目標?)は、細かいものまであわせるといーっぱいあるので、機会があればまた追々・
・・。
自然治癒
--- 1月3日 ---
自然治癒・・・生体が本来もつ防御・免疫機構などによって病気が治ること。(Yahoo!辞書)
年末からひいた風邪だが、39度の熱が出て、喉は痛いし咳は止まらないしでホントにつらかった。
・・・でも、
悪いことばかりでもなかった。
朝起きると、夫が既に温かい七輪を用意してくれていて、豆挽きのコーヒーを入れ、その中にウイスキーをたらしてくれた。
昼は昼で、アツアツの鍋焼きうどんに、あったかい緑茶と人肌程度の熱燗を用意してくれた。
「“酒は百薬の長”というように、適量なら他の多くの薬よりも体にいいんだぞ」と言う夫。
夫の言う通り適量のお酒の効果か体が芯まで温まり、その勢いで一時的に熱がぐっと上がったが、しばらく寝ているとあっという間に熱は下がっていった。
・・・こうして、いつになく(!?)献身的な夫のお陰で、私の風邪はよくなった。
私の場合、自然治癒は家族の支えが大いに影響しているようだ。
謹賀新年
--- 1月1日 ---
年末からクッチーと2人して体調を崩してしまい、寝込んでしまった。
そのお陰で(?)年越しのカウントダウンと共にあがる花火を今年も家族で見ることが出来た。
というのは、クッチーは何も無ければ大体午後9時頃寝る。午前0時というと普段なら爆睡中の時間だ。
だがこの日は体調が悪くて昼間からダラダラ寝ていたせいか、夜が深けてもおめめパッチリで全く寝る気配がなかった。
無理矢理寝せようとするとキレて大泣きしかねないし、それでなくても熱があってしんどいのかすこぶる機嫌が悪い。
好きなようにさせた方が吉、ってことで電気を煌々とつけ、2人で遊んでいた。
すると下から夫が「そろそろカウントダウンだぞー」と言って上がってきた。
夫は2階のテラスへ出て、スタンバイしている。
外は寒いので私とクッチーはギリギリまで部屋の中で遊んでいた。
程なくすると外からバンバンバンバンという大きな音が聞こえてきた。
夫が「始まったぞ~」と言ってクッチーを連れに来た。
私も大急ぎでクッチーにかける毛布を手にテラスへ出た。
うわぁ~~~!
夜空いっぱいにコン・ファイがあがっていて、それはそれは見事!
クッチーを毛布でくるみながら、あっけにとられたように夜空を見上げていると、ナイトバザールの辺りから連発で花火があがった。
ターペー門の辺りからも、チャンプアック門の辺りからも・・・、要するに四方八方からいっせいに花火があがり出した。
・・・ところで、我が家の2階のテラスは花火を見るには絶好のロケーション。
というのも我が家はお堀の内側にあり、お堀の内側というのは京都のようだが建物に“高さ規制”があるらしく、高い建物がほとんど建っていないのだ。
なので、ちんちくりんの2階建ての我が家でも充分見通しが良く、広範囲で周りを見渡せるのだ。(それが未だにここから引越し出来ない1つの理由だったりして・・・)
最初は大きな音に少しビビっていたクッチーもいつしか色とりどりに光る花火に見とれていた。
「明けましておめでとう」
とクッチーと夫に言った。
そういえば昨年もこうして3人で花火を見ていたな。
家族全員健康で(私とクッチーは折しも風邪をひいていたが・・・。でも基本的には健康!)、昨年同様3人一緒に新しい年を迎えられたことに感謝した。
今年もたくさん笑って過ごせますように・・・。
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