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ホームシック

“寝床”に書いてますが、10月16~26日まで5年ぶりに一時帰国してました。
で、実は、チェンマイに帰って来てからしばらくホームシックだったんです・・・

5年前モンジを連れて一時帰国した時は、モンジ、大きく体調を崩したり、終始機嫌が悪かったりで(詳細はコチラ)、正直それどころではなく、純粋に日本を楽しむ余裕がなかったのですが、今回はモンジも9歳になり、前回の帰国では影も形もなかったモコは3歳8ヶ月! 
モコは基本的にいつもニコニコ 穏やかで人懐っこい子なので、私の家族ともすぐに打ち解け、モンジの二の舞を踏むことなくホッと安堵の胸を撫で下ろし、私はようやっと実家で寛ぐことが出来たのでした。(この日をどれだけ待ち侘びてたことかぁぁっ・・・!:涙

実家は、相変わらず父母ワールド一色で、私がお嫁に行く前となんら変わらず昔のままでした。
“私の居場所”も昔のままそっくりそのまま残されてて、私はそこで昔に返ったように父と母の愛にすっぽり包まれ、たまらなく心地良いゆりかごに揺られてる気分で毎日を過ごしてました。
チェンマイでは“親”として生きる日々でしたが、日本に帰って両親の溢れんばかりの愛に触れ、2人の子供だった頃の感覚(て、今もそうなのだけど。つまり結婚前の感覚)を思い出し、すっかり里心がついてしまったのでした。

日本にはチェンマイにないものがあって
チェンマイには日本にないものがある...


残念ながら両方とも手に入れるのは無理なのです...(泣)
海外で暮らす者の定めというか一番の苦悩ですね... 少なくとも日本に住む家族が大好きな私にとっては...

ここチェンマイが私の生きる場所・・・

だからここでの生活を精一杯楽しくするしかないし、目一杯楽しむしかない!
あとは... 両親が元気なうちに可能な限り里帰りして、元気な顔を見せて、共に楽しい時を刻む、ぐらいかな...?
日々の生活に追われて一時帰国の資金を捻出するのは至極困難なのですが(私1人ならともかく3人分4人分ともなるとぉ~...トホホ)、この辺はどうにかクリアしたいところですね... 今後最大の課題!


ホームシック - Photo No.1 心から愛し、尊敬してる父...
1970年、大阪万博にて。
当時1歳だった兄をおぶってる父。
何の恥じらいもなく颯爽とおんぶ紐を装着してしまう父・・・
身内ながらも、男前っ! って思ってしまう...


ホームシック - Photo No.2 昔からイケてない応接間だったけど(!!!)今もそのまんま...いや、それどころかますますパワーアップして“兄と私と妹の博物館”みたくなっていました・・・!(爆)
画像中央のバニーちゃんは、0歳9ヶ月のモンジw


ホームシック - Photo No.3 この空間にいると、子供こそ我が人生、人生そのもの、生きがい だったんだなぁ・・・というのが痛いほど伝わってきます...
ホント育児真っ最中の私には非常に心に響くものがありました... 生き方が少しわかったというか・・・とにかくそんな気がしました。


ホームシック - Photo No.4 野球好きの父の影響か野球児になった兄。
正式な試合や練習試合はもちろん仕事が休みの金曜日は兄の高校にしょっちゅう出向き、フェンス越しに練習を見守ってた父... 
今の日本だったら、怪しいオジサン扱いされて通報されるのでしょうね...?


この応接間(てか もはや父の趣味部屋?)こそ“父が生きた証”なんだと改めて思いました。
格好悪いけどカッコイイ(←ゴメンナサイ、意味不明)父の生き方を目の当たりにして、私も父のようにどんな時も娘たちの一番の応援団でいたいし、死ぬまでモンジ&モコマニアでいたいなぁ、と... 
私も父と母のようにモンジとモコとの時間をこれからも大切に大切に刻んでいきたいなあ・・・と思ったのでした。

最後に、大好きなお父さん、お母さん、いつまでも元気で長生きしてね。

2013/11/09(Sat)   


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