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木のブランコ

タイに住むようになって(厳密にいうと、私はタイ⇔日本の二重生活を始めた頃から、夫は日本を出て海外をうろつくようになった頃から)物欲がなくなってしまった私たち


物だけでは結局のところ満たされない、
物があること以上に楽しいこと/ワクワクすることがある


・・・ということに気付いたからだと思います。



現に、インテリアには興味がないし(→庭の草木を弄ってる方が楽しい)、

私たちが普段着ている服といったら・・・、そりゃもうヒドイもんです・・・。(汗)

(ま、インテリアも服も何れ時間が出来れば、好みのものを作りたいと思っています。
モノ作りは、今や私の喜びなので)



とにかく、売られている物を買って来て、そのまま使うことにすっかり興味が失せてしまった私たちが、




久しぶりに





ときめいてしまいました!







大きな木のブランコに!!!











そして、衝動買い。(汗)



いえ、一応 Sizzler(←タイにもあるんですよ♪)でお肉にかぶりつきながら考えたんですよ。

うーん、うーん唸りながら・・・。

けど、私たちが出した結論は、やっぱり買う! でした。








木のブランコ - Photo No.1 翌日・・・

木のブランコが我が家にやって来ました。

プロレスラーのような体型のお兄ちゃん2人が汗をダラダラ流しながら運んでくれました。(ありがとう!)


それにしても、ものすごい重量。

もし引っ越すことになったら、運ぶの大変だろうなー・・・。



木のブランコ - Photo No.2 そして、すごい存在感!


けど不思議なことに、

新入りで、しかもこんなに強烈なインパクトなのに、スーっと場に馴染んでるというか、とにかく全く違和感がないんです。

ずっと前からここにあったような・・・、そんな不思議な気にさせるブランコです。





木のブランコ - Photo No.3 一番気に入った点は、ずっしり安定感があって、家族3人乗ってもびくともしないところ。

また、シート(?)もたっぷり広めで、3人乗ってもまだ余裕があります。
なんてったって大人が寝転がれる広さですから。

今の家には残念ながらハンモックを吊るす場所がないので、これをハンモック代わりにして、ここでお昼寝しようっと。







木のブランコ - Photo No.4 「私が育った家には、大きな木のブランコがあって・・・」

と娘の記憶に刻まれていくのでしょうか。

もしそうだとしたら、これほど嬉しいことはありません。




ブランコが物理的に欲しかったというより、それによってもたらされる豊かな時間が欲しかった。

こんなに存在感のあるブランコが家にあって、そのブランコと共に娘の成長を見守っていけるとしたら、どんなにステキだろう、と・・・。


今の娘といえば、ブランコによじ登ったり降りたりジャングルジムさながらだけど(苦笑)、いつかはここで落ち着いて本など読むようになるのかな・・・?

今は、後ろから見ると頭しか見えないけど、数年もすると、もっと背が伸びて背中まで見えるようになるのかな。

髪の毛も伸びるんだろうなー。
クルンクルンの天然パーマに変わりはないだろうけど、その頃には髪を結わせてくれるかな?(娘は髪を結ばれるのが大キライで、すぐにゴムを取ってしまうのです・・・:泣)
自由に髪を弄らせてくれれば、ふんわり結って、ウェーブを生かしたかわいいヘアスタイルに仕上げるのになー。

こんなに小さくてまぁるい背中のおチビさんが、少女へと成長していくのか・・・。

まだ上手く想像出来ないな。

どんな女の子になるんだろ・・・?


・・・なんて思いを巡らせてみたり。


無論それだけではありません!

私だってこのブランコに乗って夜空を眺め、ビールが飲みたい!

頭を空っぽにして、ただボーっと星空を眺めたい。

乾季(寒季)は、星がキレイだろうな。

ローイクラトン(灯籠流しのお祭り)の時は、夜空一面に漂うコン・ファイ(熱気球)が見れるなー。

年末のカウントダウンは、花火が見えるかも・・・?


・・・なんて。



つまり、大人も子供も楽しめる。

こんなにいい買い物、他にはない!

ホントに買って良かった~!!!



このブランコといつまでも暮らしていけるように、

いつまでも3人でブランコに乗っていられるように、

皆健康に気を付けて、日々精進しなくちゃね。

2007年7月12日 




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